一路庵の秘密☺️

一路庵のお玄関は、いつも鳥が出迎えていること、お稽古に来られる時に気づかれていましたか?

一服のお茶で、ゆっくりと羽を休めてくれる場所になるようにと、改築の折に、先代である亡き祖母が、お玄関に造作したもの。

それから30年、雨の日も、風の日も、皆さんが門をくぐられるのを見守り続けている鳥たちです。

咲く時ポンと言ひそうな

桔梗の花 咲くときポンと 云ひそうな (加賀千代女)

江戸時代、最も有名な女性俳人、加賀千代女の作。

桔梗は、秋の七草のひとつですが、実際は今頃からとてもよく咲き出します。

ポンという音、聞いてみたいですね!

白雲流水清


白雲流水清

はくうんりゅうすいきよし

白雲も流水も、共に無心に流れており、そして過ぎ去ったあと、一切の足跡を残さない清々しさがある。

このお軸を掛ける度、大河の一滴という五木寛之原作の映画を思います。主人公は、安田成美でしたが、父の死、友人の自殺、恋人がロシアに帰り、おいかけていったのにそこには自分以外の恋人と住んでいる彼の姿があり、など、様々な別れがある中、メインになった音楽が、セルゲイ・ナカリャコフ奏でるトランペット。流水の景色に奏でる音色は素晴らしく、その音色の哀しさに、当時はトランペットファンが急増!

もう20年以上前のお話です!

田水張る

田水張る

は、今頃の季語で、まさに田んぼに水を張って、田植えを待つ風景。

今しか見れない、田に映る一路庵です。

百聞は一演奏にしかず??

音大生の娘の付き合いで、いろいろなホールやサロンに行く機会は多いのですが、大阪、天満橋にある音楽サロン、ラ カンパネラは、

百聞は一見にしがず!

いえいえ

百聞は一演奏にしがず

というくらい素敵なサロンです。

出来たばかりで、演奏を聴く機会もまだ少ないのですが、私はここでゆったりとしたひじ掛け椅子にすわって演奏を聴いていると、日常の疲れもすべて忘れてしまいます❤️❤️❤️


が、食い気いのちの私にとって、グルメも大切な生き甲斐❤️❤️

何気なくみた雑誌に、このサロンのすぐのところの素敵な日本料理店が載っていたので、早速偵察に。


吉安というお店で、大手通東横インのすぐそばにあります。茶懐石の一流店にも劣らない内容と、雰囲気で、でもこれでなんと1200円!

こじんまりとした店構えですが、とても落ち着く、大将やお店の方も素敵なオススメのお店です❤️

百聞は一食にしかずです。

紅一点

男性の中で、唯一女性の時に、紅一点という表現をいたしますね、

では、紅一点って、なんのこと?

この語源は、はるか昔の中国からきています。

王安石の詩に、『石榴(ざくろ)を詠ず』という段があり、【万緑叢中紅一点】つまり、たくさんの緑の中で、ざくろの花がただひとつ真っ赤に目立っている。という意味だそう。

紅一点の赤って、ざくろからきていたのですね!

我が家のざくろ。

これはいったい紅何点??なのでしょう??

藤田美術館

大阪にある藤田美術館が、改装のため3年ほど閉館するとのことで、行ってまいりました。

目的は、もちろん曜変天目茶碗。

何度か、みに行きましたが、今回ほど美しいと感じたことはありませんでした。

宇宙を感じる曜変天目、他、国宝、重要文化財も数多く展示されていますが、惜しいことに今月11日まで。その後は2020年まで閉館になるようです。

行かれる方は、お急ぎください👐

隅田の花火? 墨田の花火?

6月になると、紫陽花がきれいに咲いています。

ちなみに中央の紫陽花の名前は、墨田の花火!

た〜まや〜、か〜ぎや〜!で有名な隅田川の花火から名付けられたそうですが、紫陽花は墨田、花火大会は、隅田。???

調べてみたところ、1946年、東京の区名をつける時、当用漢字に隅という字がなかったため、墨という字を使い、墨田区と決めたとか。

だから、川で有名なのは隅田川、区名は、墨田区。

関西人の私にとって、へー、そうなんだ!!っていうすみだサプライズでした。