藤田美術館

大阪にある藤田美術館が、改装のため3年ほど閉館するとのことで、行ってまいりました。

目的は、もちろん曜変天目茶碗。

何度か、みに行きましたが、今回ほど美しいと感じたことはありませんでした。

宇宙を感じる曜変天目、他、国宝、重要文化財も数多く展示されていますが、惜しいことに今月11日まで。その後は2020年まで閉館になるようです。

行かれる方は、お急ぎください👐

隅田の花火? 墨田の花火?

6月になると、紫陽花がきれいに咲いています。

ちなみに中央の紫陽花の名前は、墨田の花火!

た〜まや〜、か〜ぎや〜!で有名な隅田川の花火から名付けられたそうですが、紫陽花は墨田、花火大会は、隅田。???

調べてみたところ、1946年、東京の区名をつける時、当用漢字に隅という字がなかったため、墨という字を使い、墨田区と決めたとか。

だから、川で有名なのは隅田川、区名は、墨田区。

関西人の私にとって、へー、そうなんだ!!っていうすみだサプライズでした。

五月雨を 集めてはやし 最上川(芭蕉)
急流で有名な、東北、最上川。

こちらの置物も最上川 と名前がついています。


これは、あるテレビ番組の名シーンを記念して作ら

れたもの。

おわかりでしょうか?

おしん

貧しい家のため風呂敷包みひとつで奉公に行く姿。

一世風靡し、歴史に残るであろう、名作!

でもお教室では知らない人もたくさんいらっしゃる

ことに、時の過ぎ行くことの速さ、まるで最上川の

如くと感じました。

最上川

五月雨を 集めてはやし 最上川(芭蕉)

急流で有名な、東北、最上川。

こちらの置物も最上川 と名前がついています。

これは、あるテレビ番組の名シーンを記念して作ら

れたもの。

一世風靡し、歴史に残るであろう、名作!

でもお教室では知らない人もたくさんいらっしゃる

ことに、時の過ぎ行くことの速さ、まるで最上川の

如くと感じました。

おわかりでしょうか?

おしん

貧しさゆえに、風呂敷包みひとつで、親元から離

れ、奉公にいくシーン。

国民中が涙したとも言われました。

鵜籠と未央柳

おもしろうて やがてかなしき

           鵜舟かな(松尾芭蕉)

かがり火を焚き、華やかな鵜飼。

でも、華やかな鵜飼が終わったあとの寂しさ、そし

てせっかく捕まえても食べることもできず吐き出さ

れる鵜

松尾芭蕉が詠んだ意味とは違った解釈だそうです

が、その気持ちわかるわかる〜と変にサラリーマン

のお父様たちが共感を得る句のようです!

これは、鵜匠の使う籠にちなんだ鵜籠

花は、未央柳

名前の由来は楊貴妃の眉にもちなんでいるという説が。

 

衣替え

衣替えの季節。

着物も、袷(あわせ)から単衣(ひとえ)になり、

目にも、涼しげになりました。

宗全籠で

 

宗山籠

 

利休より少し後の時代、久田宗全

という茶人が手作りで編んだ籠が

この形だったそうです。

花は野にあるように

という教えてがあるように、野に

咲く花の美しさを引き立てる籠と

して、今もこの形が好まれます。

花🌸(虫?)よりだんご🍡

蛍籠のお話を続けて二回させて

いただきましたが、何と言って

も、これが一番の喜び??

和菓子のご銘は  河辺の蛍

小豆のホタルに金箔の蛍の光!

河辺のイメージは、葛で!!

      大変美味しく頂戴いたしました!

 

 

 

 

 

 

 

蛍籠 その2

この蛍籠は、ちぎり絵で作られた作品です。

月曜日クラスのY川さんのおばあさま、はまさんの作品で、なんと、

御歳110歳になられます。

数十年前の作品だそうですが、それでも凄い!!

今もご健在、家で5世帯同居!!

お茶室では季節ごとにはまさんの作品を飾らせていただいております。

皆さんが、長寿と健康にあやかれますように!

 

 

蛍籠

6月のお稽古、最初のテーマは

炭斗(炭手前する時の籠)も、蛍籠で。

淡々斎のお好みで、緑の蚊帳と、赤の縁取りとが涼しげで、中に見えるお炭を蛍に見立てたのでしょうか?