準絶滅危惧種にも指定されている山芍薬。
今年は無理だろうと思っていたら、庭の隅で、一輪の花を咲かせていました。
気品にあふれ、でも、力強く咲いている花、そして、他の花々も一切に春を楽しんでいるかのようです。
下側の白い花は、利休梅です。
紫の花は、諸葛菜(しょかつさい)
諸葛孔明にちなんだ名前だとか。
一服のお茶に 心をこめて
準絶滅危惧種にも指定されている山芍薬。
今年は無理だろうと思っていたら、庭の隅で、一輪の花を咲かせていました。
気品にあふれ、でも、力強く咲いている花、そして、他の花々も一切に春を楽しんでいるかのようです。
下側の白い花は、利休梅です。
紫の花は、諸葛菜(しょかつさい)
諸葛孔明にちなんだ名前だとか。
一花開五葉
ひとつの花とは、心の華。 五葉とは、五つの知恵の花びらに当たるとも言われます。 心の花、知恵の花を咲かせなさい。という事でしょうか。 |
一路庵の桜や花々も、春を忘れずに満開です。
コロナウィルスは、ますます治まる気配なく、日々嫌なニュースばかりです。
3月は、実態がよくわからず、お稽古は自由参加と致しましたが、4月は教室をお休みにする事に致しました。
とても良い季節なだけに、お稽古お休みは残念な事ですが、
無症状でも陽性で、人にうつすかもしれない不気味なウィルスだけに、まずは何よりも安全第一!
炉の終わり、花の美しい時期でもありますので、
一路庵会員ページや、blogにて、歳時つれづれなどをアップする予定です。
どうかくれぐれも、皆様もお体に気をつけてお過ごしくださいますよう、願っております。
茶道具、そこに感じる季節感は、心をいつも癒してくれますが、こんな小さな縁の下の力持ち、釜の蓋と柄杓を置くためだけの【蓋置】も、負けじと存在感を見せてくれます。ご苦労様です。
本勝手の茶室を工夫して、向切本勝手、逆勝手をお稽古。
あっち向いたらこっち向いたり、茶室の中でパズルの様。頭の体操になりました。
急に春らしくなってまいりました。
庭の茶花も、小さな芽を出し始めました。
このたいつり草、まだ5センチの長さですが、でもしっかり鯛が釣れています!!
風炉の花なので、また5月に床の間に活ける事ができるよう、この1ヶ月、どんどん大漁の鯛を釣り上げてもらいたいです。
3月のお菓子
⭐️【ひちぎり】
引千切と書きますが、字の通り、よもぎもちを引きちぎって作ったお餅だとか。
女の子の無事成長を願い、生命力のあるヨモギで作られたひちぎりは、春の訪れを感じさせてくれます。
⭐️天正の甍
真ん中に【金】の文字!!
どういう意図??お金?金色??
いろいろと大阪人らしい?憶測をしてしまいますが、
それは大変失礼な憶測でした!
こちらは由緒正しい京都大徳寺門前【磯田】の【天正の甍】というお菓子です。
千利休にもゆかりのある大徳寺、金毛閣が改修の際、創建当初からあった古瓦が降ろされたそうで、それを模したものだとか!
利休忌にちなんで、お干菓子に致しました。
この春から小学生になるSくん!
普段は幼稚園なので、しばらく会っていなかったのですが、今回のコロナによる休園で、お母さんと来てくれました!
お茶のお稽古がある幼稚園なので、所作がとても身についていて、関心致しました。
コロナ騒ぎで、何かしら心穏やかでない中、Sくんの堂々としたお客様振りは、席中に小さな幸せを運んでくれました。
まるで菜の花の様ですが、ブロッコリーが終わり、抜いて捨ててあったところから、黄色い花がたくさん!
調べると、花言葉は、【小さな幸せ】
トサミズキの、薄黄色の花や、遅咲きの黒椿も、春の訪れを待ってたかの様に、咲き誇っています。
黒椿、関西では永楽とも呼ばれ、ヤブツバキにも近い真紅な椿はお茶室にとても相応しい気品を感じます。