まるで菜の花の様ですが、ブロッコリーが終わり、抜いて捨ててあったところから、黄色い花がたくさん!
調べると、花言葉は、【小さな幸せ】
一服のお茶に 心をこめて
まるで菜の花の様ですが、ブロッコリーが終わり、抜いて捨ててあったところから、黄色い花がたくさん!
調べると、花言葉は、【小さな幸せ】
トサミズキの、薄黄色の花や、遅咲きの黒椿も、春の訪れを待ってたかの様に、咲き誇っています。
黒椿、関西では永楽とも呼ばれ、ヤブツバキにも近い真紅な椿はお茶室にとても相応しい気品を感じます。
貝母(ばいも)が咲きました。
地下茎部分は、漢方では、咳止めなどにもなる貝母。
枯れたとばかり思っていたら、土の中でしっかりと育ってくれていました。
安政の大獄、桜田門外の変など、政治家としてとても厳しく、重いイメージを持つ井伊直弼。
埋れ木と自分の住処を名付けるほど、若い頃当主になる可能性などなかったはずなのに、当主、大老になったばかりに、大きく変わる政治の波に巻き込まれてしまった方なのでしょうか。
茶人としても、有名な方ですが、井伊大老が8代宗哲に作らせたと言われる十二ヶ月棗は、季節ごと花鳥が描かれ、優しさを感じるものばかり。
3月は、【菫(すみれ)に雲雀(ひばり)】
すみれは、宝塚の市花で、また、宝塚歌劇の歌で有名
ひばりは、雲雀丘という駅が宝塚市内にあり、不思議な親しみが🌸
井伊大老が桜田門外の変で亡くなられたのが、3月3日。
井伊大老に思いを馳せつつ、一服のお茶を。
赤と白のクリスマスローズが、今、可憐に咲いています。
和名は、寒芍薬。雪起こしという名もあります。
コロナウィルスの影響で、一路庵も、3月のお稽古は自由参加にて。
2月、極寒の季節から春への移り変わり、草花など命の芽吹きを一番感じる季節、お越しになれない方は残念ですが、blogにてお稽古の様子を。
お棚は、徒然棚にて。
ふすまの開け閉めが、難しく楽しいところ。
ふすまの裏を見せない様配慮する事が、ポイントです。
菅原道真公と使いの牛のお香合。
道真公のお着物も梅の柄で。
棗は、井伊大老好みの菫に雲雀。
井伊直弼好み12ヶ月なつめのうち、3月のおなつめになります。
2月28日は、利休忌。
今年は、コロナウィルスの影響で、内うちにて宗家行事は行われると、ホームページに書かれていたので、一路庵社中も、お参りを取りやめたようですが、
お稽古では、千家の紋のお道具にて、利休を偲ぶことに。
いずれも淡々斎のお好みで、独楽棚と、独楽紋香次棗。
以前に撮った大徳寺聚光院の幕も、もちろん独楽紋にて。
昨日も雨が降り、明日も天気が不安定な様子ですが、今日は、お茶室に春の日差しが。
お菓子のご銘も【春の訪れ】
昼を過ぎると卜伴椿(ぼくはん)もふくらみ、皆が季節の移り変わり、一服のお茶に心癒されるありがたさを改めて学んだ様に思います。
狐のお軸にちなんで、花入れは、耳付きで。
椿は、卜伴と、炉開き。
お菓子も、【花ほころぶ】のご銘が。
少しずつ感じる春の訪れ。
ありきたりのお干菓子は、派手な器でごまかして??笑
地板のないお棚は、水指がお運びになります。棚点前なのに水差しお運びのお稽古は、ほとんどする機会がなかったので、とても新鮮でした。
今週は、少し変わったお棗を使い、本勝手、逆勝手のお稽古を。
淡々斎お好みの、独楽棚と独楽紋香次棗。
独楽は、千家の家紋。三千家少しずつ、独楽の形が違います。
地板がない棚でのお点前もあまりお稽古していないので、水指がお運びになる事を忘れがちに。
下側は、宝珠型に近い丸棗。いかにも茶杓をのせにくそうなのに、うまく茶杓がのることに感激。
お菓子も春色に!!
ちなみに、上側のお干菓子は、皇居二重橋と、パレードの時の馬車だそうです。
恐れ多い💦