昨年12月、アップできなかったので、今さらながらですが、12月のお稽古復習を💦💦
掛け軸は、【無事是吉祥】
年末は、無事過ごせた事に感謝しつつ、このお軸をかける年が多いですが、去年こそ、平常という事のありがたさ、大切さ、難しさを感じた年はありません。
どうぞ今年は、平常な日々が戻ります様に。
一服のお茶に 心をこめて
昨年12月、アップできなかったので、今さらながらですが、12月のお稽古復習を💦💦
掛け軸は、【無事是吉祥】
年末は、無事過ごせた事に感謝しつつ、このお軸をかける年が多いですが、去年こそ、平常という事のありがたさ、大切さ、難しさを感じた年はありません。
どうぞ今年は、平常な日々が戻ります様に。
あけましておめでとうございます。
気がつけば、師走はバタバタと過ぎ去ってしまい、ブログがすっかりご無沙汰に💦💦
コロナ禍で、時間の感覚さえ奪われそうな落ち着かない日々ですが、その中で季節は確実にうつり変わり、また、その季節に応じて、花は忘れずに咲いてくれる事に心打たれます。
今日は、七草の日。
正式には、【人日の節句】といい、五節句のうち、1番のお節句です。
ちなみに、中国では、1日は鶏の日、2日を犬の日、3日を亥の日、4日が羊の日、5日が牛の日、6日が馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにしていたそうです。そして、7日目を人の日(人日)とし、人日の節句とよばれ、その日に恩赦などが行われたそうです。
晩秋になると、照り葉が美しい樹々も落葉し、風が吹くたび、地面も葉に覆われています。
葉っぱ拾いには、ため息が出るものの💦💦集めたときの色どりの美しさは、この季節ならではの風情をしみじみと感じます。
この、集めた時の美しい情景を【吹き寄せ】と呼ばれ、お菓子やお道具にも取り入れられています。
お茶の楽しみは本当に奥深く、尽きないですね❤️
鬼滅の衣装👏👏良く似合います。
今年は、ほとんどのお茶会も中止となり、いよいよ年の瀬となったものの、いまだ収まる気配がなく、非常に心配です。
一路庵では、お稽古茶会ではありますが、それぞれのクラスにて、行いました。
主客の息が合うよう、お互いに気配りをしながら、
☪️薄茶
☪️各服点
をお稽古いたしました。
お菓子は、Yさんのお庭で獲れた柿を水菓子に。
太宰府 藤丸製 清香殿、
金沢 諸江屋製 菊花せんべい
主菓子は、唐錦。
どれも美味しくいただきました。
毎年奈良国立博物館で開催される正倉院展は、テレビやポスターの広告を見るだけで天平のロマンにかき立てられる気持ちになりますが、今年は予約制で行く事ができない方も多かったそうです。
ただ、正倉院展ホームページを拝見すると、【自宅で楽しもう!】という項目などもあり、それがとても楽しく勉強になりました。
お稽古も、正倉院にちなんで、気持ちは天平ロマンに!
☪️仕覆 天平ハ稜華文錦
☪️お玄関にも、今年のポスターの図柄に合わせて、琵琶を(実はこれ、エコバッグを入れるポーチです😅)
☪️Tさん、正倉院の琵琶柄の帯 とても素敵です
☪️蓋置 仁清写 正倉院、琵琶に楽器散らし
今月の、お茶碗のお勉強は、
⭐️木守 長次郎七種のひとつ
⭐️柿の蔕茶碗 高麗茶碗の一種
「京極」(徳川美術館)、「毘沙門堂」(畠山記念館)、「大津」(藤田美術館)が有名。
秋にちなんで、柿にちなんだもので。
コロナ禍で、お稽古の回数が減ったのが、花月。
皆で工夫し、5人プラス黒子役で、滞る事なくお稽古する事ができました。
回数分の茶巾、茶碗を用意し、もちろん濃茶部分の回し飲みはせずに、別のお茶碗で回し飲みの形だけを。
課目は、【貴人清次濃茶付花月】
明日から炉の季節。
お道具はもちろん、活けるお花も変わります。
かといってお道具と違い、お花は思ったように咲いてくれないところが悩みの種です。
椿の西王母や炉開きは、10月に次々と咲き、今お休み中。炉開きに上手く椿が咲いてくれるかどうか😭😭
「お花の名前が覚えられません💦💦」という声が多いので、風炉の花の復習を少し!
上段 右寄りから
竹雲斎 花籠に
大立浪草、大瑠璃虎の尾、水引、瑠璃唐錦、白蝶草、紅チガヤ、キセワタ
下段 右寄りから
半七作 花入に
花笠ムクゲ、藤ウツギ、秋明菊、マツムシ草、桜蓼
コンサート&ギャラリーコラボお茶会でいつもお世話になっている、大阪・ラ カンパネラで開催されている【きたがわ翔 原画展】を観に!
きたがわ翔さんは、ご存知の通り漫画家として著名な方!
でも、この原画展では、漫画を中心に展示されているのではなく、nostalgia〜ノスタルジア〜をテーマに、数々の絵が展示されているので、ファンの方はもちろん、漫画を読まない人も、惹きこまれる魅力を感じると思います。
私も、すっかりきたがわ翔さんnostalgiaの世界観に惹き込まれてしまいました。
残念ながら、夜は6時までなのと、明日で終わりなのですが、間に合う方は、ぜひnostalgiaの世界へ!
古人の名工たちのお道具は、その背景に様々な歴史なども感じ取られ、心を打たれる事もしばしです。
また、展示してあるものを拝見するのではなく、茶道の様に、実際にその品を手にとり、また一服のお茶をいただくということは、非常に贅沢な事だと思います。
コロナ禍のため、ほとんどのお茶会は中止となっていますので、お稽古をより充実したものにさせたく、お道具も毎回写しのもので、勉強していただいております。
今回は、楽、初代長次郎七種の内【臨済】
焼き破れの5点を臨済宗五山に見立てたとか。
内側が特徴的なお茶碗でした。