志賀島の金印??

梅雨の晴れ間が続きます。

今日は旅行気分になれる??(かも)お道具をご紹介します。

 

 

 

 

もうお分かりになった方も多いかと思います。

答えは、志賀島の金印を模したお香合です。

江戸時代、博多湾に浮かぶ志賀島(しかのしま)で農作業中に偶然発見されたそうで、その後現在は福岡市所蔵だそうです。

金印に刻まれた「漢委奴国王」の五つ文字から、漢の皇帝が委奴国王に与えた印であることが分かります。

ちなみに志賀島へは博多埠頭から船で30分ほどだそうです。

博多埠頭からは他にも海の中道、玄海島などに行くコースもあるみたいです。

歴史のロマンを感じそうですね。

このお香合は、炉の時期に、お茶室で皆さんにはお目見えしますので、お楽しみに‼️

 

甘茶・禊萩・未央柳

梅雨のジメジメとした天気の中、愛らしい花々は、心を癒やしてくれます。

 

右上 禊萩 ミソハギ

禊(みそぎ)に使われるから、とも、溝に植え

られるからとも言われます。

左上 甘茶 アマチャ

煎じてお釈迦さまの誕生日である花まつりの時

に飲まれる事で有名です。

下  未央柳 ビヨウヤナギ

美しい人の眉を柳眉と言われますが、楊貴妃が

玄宗皇帝と過ごした宮殿 未央宮殿に咲く柳が

楊貴妃の眉の如く美しいという事から名付けら

れたと言われています。

カラスビシャク&浦島草

今日はサトイモ科の茶花をご紹介。

左  カラスビシャク

ほぼ雑草クラスなので、道端でもよく見ます。

蛇が舌を出している様で、少し怖い感じです。

右  うらしま草

釣竿から、糸を垂らしているようにみえます。

葉がとても大きいのが特徴です。

右端の方に糸が垂れていますが、見えますで

しょうか?

 

ハマボウの紅葉

 

ハマボウは、夏にとても可愛い黄色い花を咲かせますが、あまりお茶花として活けた事はありません。

ただ、紅葉がとてもきれいで、炉の季節に活けると風情があり、重宝されます。

小さい苗を一年ほど室内で温室育ちに育てた後、先日庭にデビューしました。

驚く事に、まだまだ小さいのに、早速綺麗に紅葉しています。

このままどんどん育って秋にまた美しい紅葉が見れる様、庭活励みます!

 

ショウマとガウラ!!

 

梅雨の晴れ間、青空が5月らしく、爽やかな初夏の気分に(今日だけのようですが💦)

真白な花も爽やかで清々しく、青空の下、よく映えます。

上 トリアシショウマ

ショウマと名のつく植物はたくさんありますが、みんなが仲間だとは限らない様です。

キンポウゲ科のほか、ユキノシタ科、バラ科、メギ科、アジサイ科などがあるそうです。

ちなみにトリアシショウマはユキノシタで、芽の先が三又になり鳥の足に似ていることから名付けられたそうです。

下 ハクチョウソウ  白蝶草

和名は蝶のイメージで素敵ですが、洋名はガウラ。

園芸店でもよく見かけます。

梅雨の中でも清々しく

今日、明日は梅雨の中休みという予報でしたが、今日はあまり良い天気ともいえませんでした☂️

でも、庭のお茶花は、梅雨が大好きな様で、生き生きとしています。

右上 下野 しもつけ

左上 瑠璃唐綿 るりとうわた

右下 付抜忍冬 つきぬきにんどう

左下 立浪草 たつなみそう

雨にうたれて

 

ホタルブクロ 紅衣

個性的なホタルブクロです。

 

そして、破傘 ヤブレガサ。

ここのところの雨風で、本当に破れ傘になってしまいました😭

亀のお香合

この2つのお香合。

下は、亀とすぐわかります。

分銅亀香合です。

 

でも上も亀のお香合です。

蔵六香合といいます。

なぜ蔵六かというと、頭と尾、手足合わせて4本、合計6個を甲羅の中になおしてしまうから、つまり蔵になおすということで、蔵六香合とよばれるとか。

また、炉の季節、このようなお香合でいろいろと楽しみたいと思っています。

 

 

早い梅雨入り

今日はあいにくの雨でしたが、なんともう梅雨入りとか!

早くて驚きましたが、お水が好きなツル性の花々は、すくすくと伸びていってくれます。

 

右上が、高野ハンショウヅル、あとはクレマチスです。

また、6月お稽古の時、お茶室で皆さんにお披露目できるよう、今は庭活⁉️頑張りたいと思います。