亀のお香合

この2つのお香合。

下は、亀とすぐわかります。

分銅亀香合です。

 

でも上も亀のお香合です。

蔵六香合といいます。

なぜ蔵六かというと、頭と尾、手足合わせて4本、合計6個を甲羅の中になおしてしまうから、つまり蔵になおすということで、蔵六香合とよばれるとか。

また、炉の季節、このようなお香合でいろいろと楽しみたいと思っています。

 

 

早い梅雨入り

今日はあいにくの雨でしたが、なんともう梅雨入りとか!

早くて驚きましたが、お水が好きなツル性の花々は、すくすくと伸びていってくれます。

 

右上が、高野ハンショウヅル、あとはクレマチスです。

また、6月お稽古の時、お茶室で皆さんにお披露目できるよう、今は庭活⁉️頑張りたいと思います。

葵祭

今日は、三代祭のひとつである葵祭。

時代絵巻の如き行列に、美しい斎王代。

毎年ニュースで拝見しておりましたが、まさか2年続けて行列が中止とは。

改めてコロナ禍の脅威を感じると共に、大変なご苦労をされて準備してこられた関係者の方々にとっては、いかばかりかと言葉がありません。

教室も今月はお休みですが、収束を願い、葵祭にちなんだ神鈴や、葵の蓋置を飾りました。

 

 

 

利休梅 リキュウバイ

【控えめな美しさ】という花言葉を持つ利休梅。

残念ながら、千利休とは関係がない様ですが、

一重と八重が咲いています。

籠によく合う清楚な白さに惹かれます。

ウグイスカグラ

まだまだ固く小さな蕾に、春の訪れを感じ、お初釜に重宝される【鶯神楽 ウグイスカグラ】

その後、可愛らしい花が咲き、今は小さな実がたくさんなっています。

ピンクのウグイスカグラには赤い実が、白のウグイスカグラにはオレンジの実が。

シラン(紫蘭)

この季節に、シラン(紫蘭)はよく映えます。

紫以外にも、白色などもあり、どちらの色も清楚な美しさです。

大山蓮華

剪定後芽が少なく、今年は花がつかないかも😭と嘆いておりましたが、やはり素人判断でした🙏

思いがけなく大山蓮華が毎日たくさん咲き続き、庭の手入れは、妖艶で甘い匂いに包まれながら致しております。

 

都忘れ

都忘れが楚々と咲いています。

いかにして契りおけん白菊を

都忘れと名づけくるも憂し

後鳥羽上皇が、島流し先で都を思い名付けたと言われる悲話ですが、私は、【花いくさ】という映画の中で、野村萬斎演じる池坊専好が、戦乱の世の中のため河原で哀しくも野ざらしとなっている亡骸に、一輪の都忘れを供え手を合わす姿がとても心に残っています。

 

助かります!丈夫なお花

今日は、とても元気なお花、手のかからないお花を2種。

上は、ヒメヒオウギ。

下は、エニシダ。

どちらもほぼ雑草の如く手のかからないお花です。

漢字で書くと

ヒメヒオウギ 姫檜扇

エニシダ 金雀枝

グッとお茶花らしくなります👌

 

 

茶花 【三】にちなんで

風薫る季節、心新たに風炉のお稽古を!

と思い、しつらえなどを工夫しつつ準備をしておりましたが、コロナ禍収まらず、やはり安全最優先に考え、やむを得ずお休みにさせていただきました。

でも、お花は休みなく、5月に合わせていろいろと元気に咲き始めました。

せめて茶花のご紹介で、少しでも心の癒しになっていただけたら嬉しいです。

今回は、【三】のつく花で

三時草

三時ごろ満開になるという事で、この名前がつけられたそうです。

多肉植物です。

 

【三寸あやめ】

別名ちょぼあやめ。

丈の低い、小さめのあやめですが、他のあやめと違い、乾燥にも強いので、とても育てやすいあやめです。