今月は、夏の趣向点前である名水点、洗い茶巾、葉蓋を中心に、小習、四か伝
そして奥伝は行台子を致しました。
一服のお茶に 心をこめて
今月は、夏の趣向点前である名水点、洗い茶巾、葉蓋を中心に、小習、四か伝
そして奥伝は行台子を致しました。
3年ぶりの祇園祭。
実際に足を運ぶ事はできなくても、笛の音に心は踊ります。
【蘇民将来子孫也】のお話などを交えながら、お茶室でも祇園祭を感じる事ができました。
お花は、『祇園守』お菓子は『したたり』にて。
今月の掛け軸は、
【前三々後三々】ゼンサンサンゴサンサン
前もたくさんであるなら、後もたくさんである事
序列や見かけにとらわれても意味がない。
という事でしょうか。
7月といえば誰もが思い浮かぶのが『七夕』ではないでしょうか?
五節句のひとつ『七夕(シチセキ)の節句』
また、乞巧奠(きっこうでん)や梶の葉の由来、亀蔵棗の由来など、七夕にちなんだ事をお道具に取り入れながらお稽古致しました。
床の間の茶花で、ヘビーローテーションなもののひとつが【桔梗】
いろいろな種類の桔梗を植えていますが、難しいのが2色の桔梗!
白がほとんどだったり、紫が多かったり、もちろんそれも風情があり素敵ですが、今日ようやく綺麗な2色の花を咲かせてくれました。
でも、月末でお稽古がお休み😭😭
残念です。
コロナ対策として、皆さんが重ならない様お茶碗を多く使用する様になりました。
歳時をぎゅっと凝縮している薄茶茶碗は、いつもながら楽しみです。
花入は、鵜籠、傘籠など。
花の名前はお稽古ごとに掲示板に記載。
滴りの季節は花も美しく愛らしいです。
小習、四か伝を中心に、いろいろなお稽古を。
特に重茶碗、続き薄茶など主客が一体となり座を作る〔一座建立〕のお点前を中心に。
季節感あふれるお菓子いろいろ。
仁清写の傘の水指が引き立つ様に長板2つ置きで。
トンボの休み紐や、葉蓋、白漆の紫陽花蒔絵など、梅雨のジメジメとした鬱陶しさを楽しさに。
玄々斎好みの蜑小舟香合。