11月に開催されていた正倉院展。
図録の表紙の琵琶も、見事な美しさでした。
中国には魅力的な楽器が多く、それが日本に渡ってきて三味線になったりしたそうですので、ミニチュアで、中国の楽器を少しだけ学びました。
琵琶はやはり、唐時代、日本では奈良時代のものでした。
一服のお茶に 心をこめて
11月に開催されていた正倉院展。
図録の表紙の琵琶も、見事な美しさでした。
中国には魅力的な楽器が多く、それが日本に渡ってきて三味線になったりしたそうですので、ミニチュアで、中国の楽器を少しだけ学びました。
琵琶はやはり、唐時代、日本では奈良時代のものでした。
奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき
秋の御銘のひとつ、【鹿の声】
その声は、晩秋の風情と重なり、もの悲しく心に沁み、日本の残したい音100選にも選ばれたそうです。
鹿の角で作られたオブジェや切り絵、そして筆のたしなみ講師の田中さん筆の色紙を飾りました。
秋も去り、間もなく12月。今年の冬の寒さは例年より厳しいそうです😭
淡々斎お好みの【山道干菓子器】
足付き朱塗りですので華やかで、どの様なお菓子にもよく合います。
年数回、プチ贅沢なお取り寄せ菓子の会を行っていますが、今年も栗きんとんをはじめ、本当に美味なお菓子で楽しみました。
至福のひとときです。
秋も深まり、紅葉の季節🍁
お軸は、【林間 酒をあたためて 紅葉を焼く】
色をつけた手漉き和紙で、紅葉の趣きも深まり、また花入は徳利にて。
昨日は、風がきつく、朝至る所に葉が落ちて💦
でも、お茶室の中の吹き寄せは【みやび】です。
お点前も、まずは平点前から。
釜の下から見える炭の明るさに心癒されます。
道具は、蔦茶器、秋泉棚、瓢の薄器、吹き寄せの茶碗など、晩秋の趣きを感じるものに。
11月は茶人のお正月。
心改め、初心に立ち返る時でもあり。
少し華やかな室礼で。
玄猪包香合は、亥の子餅を包み、家来などに下賜するという宮中のしきたりから作られたもの。
亥の日に、いちょう、菊、しのぶ草を添えて下賜されたそうです。
また、炉開きなど火を入れるという日に、亥が好まれたのは、亥は水の卦の動物だから、火を水のでおさえるといういわれがあるとか。
写りが悪いですが、炉縁も鱗鶴と青海波。
水に関係するものを使っています。
やはり火を水でおさえるという意味があります。
陰と陽の思想が至るところに感じられます。