2月は、趣向のお稽古を中心に行いました。
筒茶碗、鶯点、逆勝手、向切り本勝手、逆勝手、外流し、内流しなどなど。
頭の体操としか言いようのない、パズルの様なお稽古も、幾年も回数を重ねるごとに自然な所作で動ける様になってきた姿に驚きました。
最初は、ただかたちを覚える事で精一杯でも、回数を重ねるごとに、その形に込められている心が自然と理解出来る様になってきたのだと、改めて茶道の奥深さを痛感致しました。
一服のお茶に 心をこめて
2月は、趣向のお稽古を中心に行いました。
筒茶碗、鶯点、逆勝手、向切り本勝手、逆勝手、外流し、内流しなどなど。
頭の体操としか言いようのない、パズルの様なお稽古も、幾年も回数を重ねるごとに自然な所作で動ける様になってきた姿に驚きました。
最初は、ただかたちを覚える事で精一杯でも、回数を重ねるごとに、その形に込められている心が自然と理解出来る様になってきたのだと、改めて茶道の奥深さを痛感致しました。
様々な異名を持つ梅。
寒い中、凛とした姿で春を告げる梅に敬意を払い、
魁(さきがけ)、花の兄、此花、鶯の宿、好文木(こうぶんぼく)などなど。
お軸、お菓子はもちろんのこと、着物や帛紗も春を感じさせてくれます❤️
日がたつのが早く、blogが遅れがちになります💦💦
2月の室礼テーマは【節分】
その中でも、大津絵を特に取り上げました。
大津絵は滋賀県大津の地で、江戸時代東海道を行く人々のお土産や護符として描かれたそうです。
風刺の要素も多く、僧侶の姿をした鬼を描いた【鬼の寒念佛】は、〔鬼は人の心の内にあり、たとえ姿は徳のある僧侶の様でも、その心の内は、自己中心的で、限りなく角を生やします。大津絵は、それを折ることを教えてくれるということです。
その他、ひとつひとつの絵に意味があり、大変興味深く、当時の人の心模様も、今の私達と変わらない事を感じます。
2月らしく極寒の日もある中、暖かな日も、増えてまいりました。
あちこちで梅の花もほころびはじめ、その力強さと華やかさに、「あと一息!」とはげまされているようです。
お稽古のお菓子も、春色に!
あっという間に2月も半ば。
少し投稿が遅れていますが、
1月初茶会の後は、奥伝のお稽古。
精神性が深く、また茶道の原点だとも感じるこのお稽古は、あくまでも秘伝、非公開。
回数を重ね、身につけていくごとに奥の深さを痛感する。
【茶禅一味】という言葉が浮かびます。
自ずと気持ちも引き締まります。
今年もはや2月になり、珍しく2日に節分、そして、3日は初午でした。
寒い立春ながら、梅の枝からは、【一枝の春】が。
お軸は達磨像。
【不識】と書かれています。
武帝が、達磨に、「私は仏教にたくさんの功徳を行ってきた、どれだけの幸福がもたらされるか?」
と尋ねた事に返した言葉。
「わからない」
僧が皇帝に対して無礼極まりない言葉だったでしょうが、シンプルな一言、しかし深い一言です。