炉開きの時に、おぜんざいをみなさんでいただきましたが、基本的に、おぜんざいは、黒文字一本でいただきます。
ただ、それでは食べにくいので、黒文字以外に、赤杉のお箸を添えました。通常黒文字は持ち帰り、赤杉のお箸の方は、粗末な仮のものとされるため、折って亭主に返します。
本来は、赤杉のお箸をを添えるのは、奥伝のお点前の時ですが、黒文字一本では食べにくいので、おぜんざいにも添える事があるようです。
上が、黒文字一本で!
下が、黒文字と赤杉も添えて!
一服のお茶に 心をこめて
炉開きの時に、おぜんざいをみなさんでいただきましたが、基本的に、おぜんざいは、黒文字一本でいただきます。
ただ、それでは食べにくいので、黒文字以外に、赤杉のお箸を添えました。通常黒文字は持ち帰り、赤杉のお箸の方は、粗末な仮のものとされるため、折って亭主に返します。
本来は、赤杉のお箸をを添えるのは、奥伝のお点前の時ですが、黒文字一本では食べにくいので、おぜんざいにも添える事があるようです。
上が、黒文字一本で!
下が、黒文字と赤杉も添えて!
9/30(日) 大阪La Campanellaでのコンサート、大野敬正「三味線魂!-Shami Spirits-」は、台風直撃で12/2(日)に延期となったのですが、その時に同時開催を予定しておりましたギャラリー茶会は、残念ながら今回は日程の都合で開催できず、申し訳ありません。
ちなみに、大野さんの津軽三味線のコンサートは、日本のみならず外国でも大変な人気ですね。
それが、ラ カンパネラのような素晴らしい音響のくつろぎサロンで間近に聴ける贅沢💕💕今からわくわくしています。
【庵中閑かにざだす】
【不識】
○静かなところで自分と向き合う
○先入観、知識にとらわれない
禅語は、取り方こそ人それぞれかと思いますが、慌ただしいこの時期に、こころに染み入る言葉です。
師走こそ、一服のお茶を大切にしたい、そう感じます。
お軸は【和敬清寂】
「和」とは、お互いに心を開いて仲良く和やかに。
「敬」とは、お互いに敬い。
「清」とは、清らかという意味ですが、目に見えるだけの清らかさではなく、心の中も清らかで。
「寂」とは、どんなときにも動じない心。
四規と言われ、利休の精神、おもてなしの茶のこころを四文字で表されたものとされています。
茶花は照り葉の色づきも、深くなってまいりました。
そして、菓子器でも、紅葉を楽しみ、目でも味でも楽しめるのが、茶道の醍醐味🍡💕
毎日の様に、京都などの紅葉の名所をテレビで放映されていますが、床の間に一輪活けられている照り葉には、凝縮された秋の風情。
神饌菓子、つまり神様にお供えをするお菓子は、パワーをいただけるお菓子とも言われているそうですが、この、愛知県、津島神社のお菓子が《くつわ》
一見茅の輪くぐりにも見えますが、馬の轡(くつわ)にも似ているよう
えっ!おもったよりも硬い!でも、なぜかやめられない素朴な美味しさのあるお菓子!
しっかりとしたパワーをいただきました!
山の色の移り変わりに、季節感を感じ、
春は 《山笑う》
夏は 《山滴る》
秋は 《山粧う》
冬は 《山眠る》・・
と表現されましたが、
今はまさに《山粧う》
🍁紅葉の美しい季節🍁
そして、このお羊羹。
たった一本の羊羹から、切る場所により、富士山の移ろいが表現されている驚きのもの。
切る場所により、笑う山、滴る山、そして粧う山など、どちらも素晴らしく、和の芸術そのもの。
日本人の匠に感動です。
秋が深まり、木々も色づいてまいりましたが、和菓子も秋の彩り🍡🍡
【主菓子】
左上から、
亥の子餅、寒椿、織部上用、龍田川、
そして金沢の福うさぎ、高砂屋の栗きんつば
そして、【お干菓子】
フランスのマカロン、右横は、奈良・樫舎の栗と鹿、
下段は、下関松琴堂の、ゆきごろもとささめゆき
小さな花をつけるこのツバキ。
名前は【炉開き】
11月、炉の季節、早々と咲くので、この花の名前がつけられたそうですが、困ったことに、毎年せっかちで10月には咲ききってしまい、去年も実際の炉開きの時に入れ損なっておりました。
雪椿と茶の自然交配でできた品種だそうなので、葉の形なども少し茶の木に似ており、お茶特有のカフェイン・テアニンも含んでいるそうです
今日の蓋置は【三人形〜みつにんぎょう〜】
蓋置とは、釜の蓋や、柄杓をのせるもの。
そして、三人形とは、唐子(中国の子供)が、何故か外向きに手を出し繋ぐアクロバティックな体勢で💦💦
三人のうち、1人だけが衣装が違い、その子を正面にします。
どの子かおわかりでしょうか??