【五月雨を集めてはやし最上川】の句でも、有名な、急流の最上川。
でも、この句【我が身かも 長閑な門の 最上川】は、珍しくゆったりとした感じですね。
実は、ちょっとした秘密がこの句から浮かんできます。
ひらがなで書いてみると【わがみかも のどかなかどの もがみがわ】
おわかりでしょうか?
この句は、実はさかさまからよんでも同じようによめるのです!すごい!
でも、最上川が、のどかな川になってしまったことが、ちょっと残念??😓😓
ちなみに私が一番すばらしいとおもうのは、やはりこの和歌です。
お正月、枕の下にひくといい初夢が見れるという宝船のお札、神社などに置いてありますね。その、帆掛けのところに書いてあることもあるこの和歌。
永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな
なかきよの とおのねむりに みなめさめ
なみのりふねの おとのよきかな
いかにも宝船にふさわしく、縁起の良いこの和歌。
やはり、さかさまに読んでも同じ読み方になります。
これにはびっくりです。