はくうんりゅうすいきよし
白雲も流水も、共に無心に流れており、そして過ぎ去ったあと、一切の足跡を残さない清々しさがある。
このお軸を掛ける度、大河の一滴という五木寛之原作の映画を思います。主人公は、安田成美でしたが、父の死、友人の自殺、恋人がロシアに帰り、おいかけていったのにそこには自分以外の恋人と住んでいる彼の姿があり、など、様々な別れがある中、メインになった音楽が、セルゲイ・ナカリャコフ奏でるトランペット。流水の景色に奏でる音色は素晴らしく、その音色の哀しさに、当時はトランペットファンが急増!
もう20年以上前のお話です!