アップするのが遅れましたが、7月第3回お稽古のお題は、【曳舟】
下の絵にある通り、舟を川岸から縄をかけて牽引することを【曳舟ひきふね】といいますが、前大徳寺黄梅院・大網和尚が下記の歌を詠まれています。
⭐️曳く人も 曳かれる人も 水の泡
浮世なりけり 淀の川舟
どういう意味に取るか、受け止め方、また諸説あるかとは思います。
私は【閑吟集】という室町時代の世捨て人?が尺八をお供に詠った歌謡集の中の歌が頭に浮かびました。
⭐️♪ただ何事もかごとも 夢幻(ゆめまぼろし)や水の泡 笹の葉に置く露の間に あぢきなの世や
閑吟集より