7月のお稽古、【歳時つれづれ】のお話、
1週目は【乞巧奠】そして2週目は【蘇民将来子孫也】でした。
祇園祭のちまきに添えられているお札で有名ですが、
特に伊勢の方では家の玄関にかざり、厄祓いをする風習があるそうです。
元々の由来は、スサノオノミコトが旅の途中、一夜の宿を蘇民将来にお願いし、蘇民将来は貧しいながらも心のこもったおもてなしをしたところ、スサノオノミコトはそのお礼にと、「蘇民将来之子孫」といって茅の輪の輪を腰に着けていれば子孫まで厄病を免れることができると告げたそうです。
このお稽古の後、伊勢の方にご実家のあるY川さんが、
二見の蘇民の森に立ち寄って写真を撮ってきてくださり、また実際のお玄関のしめ縄も写真に撮ってきてくださいました。
⭐️写真1枚目は、祇園祭にちなんだものでお稽古を。
ちまき籠に木槿・祇園守を生けて
ちまきには蘇民将来の札が添えられています
蓋置も、八坂神社のお献茶記念の蘇民将来の蓋置で。
⭐️2枚目が、蘇民の森。二見ヶ浦にあるそうです。
⭐️3枚目が、伊勢では普通のお家でも玄関に蘇民将来のしめ飾りが祀られているそうです。