乞巧奠にちなんで

7月お稽古、一週目のテーマは、七夕。

別名 乞巧奠 (きっこうでん)について勉強致しました。

一般でその行事を見ることは難しいですが、京都の名家冷泉家は、乞巧奠(きっこうてん)を、今も守り続けておられます。

一路庵にては、芸事の上達を願い、有馬筆、琵琶、五色の糸巻などを飾り、特に五色の意味、五行思想について勉強致しました。

棗は、円能斎お好みの亀蔵棗を、そして玄々斎創案、末廣籠受け筒による梶の葉蓋など、夏のお点前を中心にお稽古、葛の中に短冊が飾られたお菓子も、涼を呼び美味でした。