日がたつのが早く、blogが遅れがちになります💦💦
2月の室礼テーマは【節分】
その中でも、大津絵を特に取り上げました。
大津絵は滋賀県大津の地で、江戸時代東海道を行く人々のお土産や護符として描かれたそうです。
風刺の要素も多く、僧侶の姿をした鬼を描いた【鬼の寒念佛】は、〔鬼は人の心の内にあり、たとえ姿は徳のある僧侶の様でも、その心の内は、自己中心的で、限りなく角を生やします。大津絵は、それを折ることを教えてくれるということです。
その他、ひとつひとつの絵に意味があり、大変興味深く、当時の人の心模様も、今の私達と変わらない事を感じます。
上段の結界は、琵琶湖の舟板に描かれたもの。
釘の跡などそのままで、大変趣きがあります。
香合も鬼の寒念佛で
お福さんの香合では、【盆香合】をお稽古致しました。