立春に

今年もはや2月になり、珍しく2日に節分、そして、3日は初午でした。

寒い立春ながら、梅の枝からは、【一枝の春】が。

お軸は達磨像。

【不識】と書かれています。

武帝が、達磨に、「私は仏教にたくさんの功徳を行ってきた、どれだけの幸福がもたらされるか?」

と尋ねた事に返した言葉。

「わからない」

僧が皇帝に対して無礼極まりない言葉だったでしょうが、シンプルな一言、しかし深い一言です。