馬酔木

馬酔木と書いて、何と読むかちょっと難しいですね。

お花が好きな方ならよくご存知かと思います。

アセビ、またはアシビと読み、葉を馬が食べると酔ったようにふらつくということから名付けられたそうです。人間にとっても、有毒なものになるそうです💦💦

今、花が満開です。

馬酔木は、春にとても愛らしく花をつけるので、万葉集でもよく読まれたようです。

恋人のことを思い詠んだ歌

我が背子(せこ)に、我が恋ふらくは、奥山の、馬酔木の花の、今盛りなり

また、今は亡き偉大な写真家【入江泰吉】。

古都奈良を愛して撮り続けられた方として有名ですが、万葉の花の写真集を出しておられ、そこにも馬酔木が載せられています。

とても古いものなので、今は売られていないかもしれませんが、素敵な本です。表紙をご紹介します。