牛の飲む水は乳となり、蛇の飲む水は、毒となる

梅雨入りがずいぶんずれ込んでおりましたが、夕方より雨が本格的に降り出しました。

降りしきる雨を眺めながら、ふと、先日地区大会で、坐忘斎お家元がおっしゃった言葉が、印象深く、思い出されました。

牛の飲む水は乳となり、蛇の飲む水は、毒となる

同じ、水というものを飲んでも、牛が飲めば栄養のある乳となり、蛇がのめば、他を害する毒となる

沙石集という鎌倉時代の仏教説話集に書かれている教えだそうです。

同じ真理のものでも、境遇、使い方、捉え方で、良くもなり、悪くもなるという事なのでしょうか?

教訓となり、非常に感銘を受けました。